雇用契約書

雇用契約書の内容が実際の雇用契約の内容と異なっていても、作成時に気づかず、労働者もきちんと確認しないまま署名をしている場合が時々あります。会社の担当者は、以前から使用している書式をそのまま使用していたり、インターネットから入手し、氏名や給与額は変更し他の内容はそのまま引用、一方、労働者も給与額は確認するけれど細かい部分は確認しないのかもしれません。誤りで多いのが契約期間の定めの有無、有期雇用契約の場合は更新の有無など。多様な働き方が増えるなか、個々の実態を確認して、実態に合った雇用契約書の作成がますます必要になっています。

また雇用契約書交付時には、再度、雇用契約内容を双方で確認することが大切です。

雇用契約書に沿って確認をすれば、自ずと実態と異なる部分が分かると思います。