小樽・函館

私用で北海道に行く用事があり、その帰りに小樽と函館を一人で観光しました。小樽は主要なところは歩きで十分行くことができ、函館は市電の一日乗車券を利用しました。一人旅のせいか地元の人と話す機会が多くとても充実した旅でした。先ほど6月1日の日経新聞の丸橋珠樹氏の「旅の力」という題の記事を読みました。「観光というのは光を観ると書きます。何が光か、現地の人にとって光とはなんだろう、彼らが最も大切にしているものは何だろうと、考え始めたら、観光が旅になっていくのではないか。その光とは何かを現地の人と語り始められたら、自分も変わっていける、そんな感じがします。」とありました。今回の小樽・函館で、朝市で海産物を販売していた80過ぎのおばあちゃんや、毛ガニを売っていたお店のおじさんや、ランチのお店の場所を教えてくれた博物館の若い女性など、話しをした時間は短いけれど、とても印象に残っていて、その人達の日常の姿からその土地の本当の姿を少しだけど感じることができたようなそんな気がします。