定期昇給とベースアップ

春は働く人の賃金やボーナスを決める労使交渉の季節で、昨日のニュースでも流通業界の企業が定期昇給及びベースアップも実施すると明るい話題がありました。定期昇給(定昇)とは、勤続年数や職能などに基づいて定めた賃金表に基づいて毎年給与が上がることいい、ベースアップ(ベア)とは、この賃金表自体を書き換えて給与水準自体を引き上げることをいいます。中小企業にとっては、賃上げの実施自体がまだ厳しい状況の企業も多いと思いますが、昨年より少しでも昇給額が増え、社員の勤労意欲・会社への貢献度が上がり、会社の業績が上がるという良い循環が生まれる企業が増えることを期待します。