2019年10月 最低賃金改正

明日から10月。消費税率アップの話題で持ちきりですが、最低賃金も10月改正です。東京都は1,013円、神奈川県は1,011円と、2地域は1000円を超えました。
改定が必要な場合、給与の締日が末締めの場合ですと改定はしやすいですが、15日締や20日締等、月の途中に給与の締切がある場合は、9月30日までの労働日は従来の時給と、10月1日からの労働日は新時給と分けて計算が必要です。
勿論、給与の計算起算日(9月30日以前)から新時給に改定し計算しても、労働者に有利な変更は問題ありません。

10月1日発効(10月1日労働分から適用)の都道府県がほとんどですが、5日発効など日にちの異なる県もあります。時給と発行日を確認しておきましょう。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/

ラグビーワールドカップ開幕 

ラグビーワールドカップが今日から日本で開幕されます。決勝は横浜で行われます。

桜木町駅前には「トライを決める選手」の巨大なモニュメントが設置されていて、昨夜、桜木町から帰宅時にちょうど見かけ、あまりの大きさにびっくりしました。

ラグビーの強豪国のニュージーランドの首相も時期を同じくして来日されています。

現職の首相として初めて産休を取得したことでも注目されているニュージーランドのアーダーン首相。今朝のテレビ番組のインタビューで、ご自身の仕事と育児の両立は、両親や夫そして周りのサポートがあるからできていると言われていました。仕事場にもお子さんを連れていくこともあるそうです。

家族からサポートを受けにくい場合でも、周りのサポートは作れます。会社のサポート=働き続けることができる環境作り…復帰後は復帰前と同じくフルで働きたい、子供が小さい間は短時間勤務で子育てに比重を置きたい、など、多様な働き方の選択ができる環境作りのサポートです。そして、周りの社員からのサポート=子育てしていない社員からみて公平な処遇と子育て中の社員の働きぶりが納得できるものであれば、周囲のサポートは得られるのではないでしょうか。

 

女性活躍推進法改正 101人以上も義務化

女性が働きやすく活躍しやすい環境を積極的に整備することを事業主(現在は従業員301人以上の事業主)に求める法律「女性活躍推進法」が、2016年4月から施行されています。働く女性の活躍を後押しするための法律です。この法律が2019年6月に改正法が公布され、3年以内に従業員101人以上の事業主に対しても同取組を課すことになり、対象企業が大幅に増えると思います。 
「女性活躍推進法」により事業主に課せられている取組 は以下のとおりです。
1.自社の女性の活躍に関する状況把握・課題分析
2.状況把握と課題分析を踏まえた一般事業主行動計画の策定
3.自社の女性の活躍に関する情報の届出・周知・公表

「具体的にどうしたら良いのだろう…」と、取組むにあたり専門家の支援をお考えの場合は、ぜひ当事務所へお問い合わせください。

中小企業の働き方改革

テレワーク導入や短時間正社員など女性社員や介護を担う社員の働き方についての問合せが増えています。

中小企業は、小さな大企業ではないので、マニュアルどおりにはいかず、会社ごとの実情の把握が大切です。また経営者の「働き方改革に取組むことが経営において必須」という気持ちがなければ、制度は絵に描いた餅となってしまいます。

今後も、経営者が理解し納得し、そして実行できる内容の支援に努めます。

 

 

 

7月10日 今年も終了!

今年も7月10日期限の労働保険の年度更新と社会保険の算定基礎届の申告業務で6月は休日出勤でした。でも週1日は休んでいました。労基法適用の労働者ではありませんが、集中力が続かない年齢なので(笑)

労働保険料の納付は最近はペイジーも対応しておりネットバンキングやATMでもできるようになり随分便利になりました。また口座振替にされている顧問先も増えました。口座振替の場合は第1期の納付期日が申告期日の7月10日ではなく2ケ月先の9月なので納付までに余裕があります。

私自身も、電子申請による申告が大幅に増えました。申告書・納付書を手書きしていた頃が懐かしいですが、労務ソフトによる電子申請では、昨年度との賃金比較をグラフや数字でお渡しすることもできるようになり、顧問先にもプラスとなっていると思います。時代に合わせて仕事の仕方も変化をさせていくことは大切、常に意識しながら仕事をしていきたいと思います。

 

久しぶりにセミナー講師をします。 「町田創業ファーストステップセミナー」6月20日

今日は朝から梅雨らしい天気ですね。

久しぶりに講師を務めます。

「人を雇用する時のルール」というテーマのセミナーを担当します。

このセミナーは、他にもセミナーがあり、町田市で創業を考えている方、創業して間もない方を支援するセミナーです。是非ご参加ください。

詳細は、町田創業ファーストステップセミナー
https://mbda.jp/first-step/ をご覧ください。

届出意志確認済 手続が迅速に行えるようになりました

手続業務は電子申請により効率が良くなりました。

でも、社会保険の被扶養異動届や年金手帳再交付申請書など被保険者の認め印が必要な手続きについては、委任状に本人の認め印を頂いてそれをPDFにして添付し電子申請していました。

5月以降の申請は、上記のような認め印が必要な手続きについて、本人に意志確認して、備考欄に「届出意志確認済」と記入することにより委任状が不要となりました!委任状作作成→認め印依頼→PDF→添付の時間が省略でき嬉しいですが、保険証や年金手帳交付がその分早くなるというのが、一層嬉しいです。

紙での申請も同様です。